「次女には、心臓の病気があり、二度の手術をしました。
三年前、救急で運ばれた病院で鎮静剤を10倍量誤って投与されました。10日後、入れないと約束していた解熱剤を勝手にまた10倍量投与されました。1ヶ月後、娘は亡くなりました。
毎日医療関係者を恨んでいました。私は怒りでいっぱいでした。
誰も助けてはくれない、愛されない、私がいけない、どうして違う道を選べなかったんだろう。責めて責めて自殺という言葉が繰り返し浮かびました。
私は、ホメオパシーを知り、ホメオパスの学校に入学願書を出しました。寅子先生は私の話を聞いてくださって相談会の予約をとってくださいました。そして、許すことが必要と言われました。
何をもって許すのかわからない私は、レメディをとり、般若心経だけをひたすら唱えました。
正直、これで何がどうなるのか、全く納得できていなかった私もいました。
それなのに、毎日たどたどしく般若心経を唱える時が心から泣くことが出来る時間になりました。なんで死んじゃったの?わかっていたの?それなのになんで私のところにきてくれたの?心の中で娘に話しかけていると、なぜか楽になってきたのです。
まさか少しずつ心が穏やかになってくるなんて思っていませんでした。ホメオパシーのレメディのおかげもあります。しかし、一番は寅子先生が話をきいてくれる、いてくれるからだ、という安心感から来たものだと感じています。
こんな私でも人を許すことができてきたのだと感じています。容易くはありませんでしたし、今でも苦しく、時にまたあの頃と同じような怒りにゆり戻されそうになることもあります。
私が私自身をよく生きたいと思えるようになってきたのは、ひとえに寅子先生の力としか考えられません。支えられ、気にかけていただいて、私の中に許しと愛情がやっと芽生えたからこそ4度目の出産ができたのだと思います。
寅子先生は私の低い自己肯定感をプラスに持ち上げてくださいます。この力は、先生の愛するこころなのだと実感しています。
夫にも、たくさんの感謝の気持ちに気づけるようになりました。ホメオパシーを通じて、私だけではなく、夫も変わっていったのかもしれません。
今生きているのは、父が働き、母がしっかりとご飯を食べさせてくれたから、義理の両親が夫を育て、出会えたからこそ大事な子どもたちに出会うことが出来ました。
娘が、私の霊性の向上を願っているのだと考えると、すべては神様のはからいであったのだろうという気持ちもします。
苦しくても、光はあるのだと、いつも教えてくださる寅子先生に心からの感謝を伝えたいです。ありがとうございます。」