「内なるドクターを重視した医療の大切さについて」髙野弘之

かつて一般的な西洋医学の医師として過ごしていた長崎県にいた際、「どうしてこんなに自然いっぱいなのに病気の人が多いのだろう?」と思っていたそうです。そんな矢先にホメオパシーを知りご自身の子供に使ってみて良さを実感し、今自然派医師となっている高野医師。
そのような経歴を持つ高野医師は、西洋医学と東洋医学についてそれぞれの特徴を示しながら、「現代において、私達は固定観念に縛られ、片寄りすぎているがために、がんじがらめで動けなくなっている。もっとバランスをとって生きられるといい」といいとおっしゃいます。
また、「日本では、善悪不二や生死一如という言葉が昔からある。つまり、古来、病気によって魂が磨かれると考えてきた。死を忌み嫌うことは生きることを否定することになるのではないか」と、私達が日常忘れてしまっている大切なことに気付かせてくれました。

アルベルト・シュバイツァーの言葉で本講演タイトルにもある「内なるドクター」の力が発揮できるような社会になるのだろうか?

その疑問に高野先生は、「肉体、精神、霊性という三位一体で生きているということに立ち返るとわかること、やれることが見つかる。今、パラダイムが180度変わる未来が見えてきている。」という言葉を発信されました。

発表者

髙野弘之のアバター 髙野弘之 医療法人豊受会 豊受クリニック院長内科・小児科医/JPHMA理事

「私たち一人ひとりの中には内なるドクターがいる。ワクチンや薬に頼らず、自分の治る力(自然治癒力)を高めよう」

昭和46年佐世保生まれ。

自治医科大学卒(栃木県)国立長崎中央病院(現長崎医療センター)で研修後、長崎県内の離島で主に小児科医として勤務。
2012年5月に池尻クリニック(内科・小児科)を開業。世田谷区に移転し、名前も新たに豊受クリニックとして再開しました。基本的に保険診療範囲内の診察・検査・処方をおこなっていますが、ゆっくり時間をかけて患者さんのお話を伺い、通常の西洋医薬の使用以外でできる対応を検討し、体に負担になる薬の使用を極力避けられるように努めています。プライベートでは、2児の父。

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