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「健康・環境を破壊する遺伝子組み換えの最新バージョン「ゲノム編集」は何をもたらす? ー種苗法改定は何を意図しているか、未来を作る自然農法はどう拡げる?」印鑰智哉

印鑰智哉(いんやく・ともや)

世界の食問題研究家 印鑰智哉(いんやく・ともや)氏により「健康・環境を破壊する遺伝子組み換えの最新バージョン「ゲノム編集」は何をもたらす?-種苗法改定は何を意図しているか、未来を作る自然農法はどう拡げる?」をテーマに発表していただきました。

「ゲノム編集」について、センサー付きの遺伝子破壊技術であり、遺伝子組換えには変わりないという説明から講演は始まりました。「ゲノム編集」は、植物・動物・人間の特定部分の遺伝子を破壊できる技術であり、それによって栄養バランスの悪い野菜・免疫がない野菜(病気になる)、筋肉を太らせた鯛などを人工的に作りだされ、それらの生命力のない食物は「我々の未来を支えることができるのか?!」と印鑰氏は力強く話されました。

種子法が2年前に廃止され、今、日本政府は農家の登録品種の種苗の自家増殖をすべて一律に許諾制にする種苗法改正を行おうとしている中、アメリカや韓国では種を守る自治体の動きがあります。自治体の規制で地域で排除できることもあり、またローカルフード条例(有機食品の地域循環)など学校給食が大きな焦点となって、地域での活動がとても大事であることをお話しいただきました。

今後の日本の農と食に今は決定的な時期にきています。将来の世代のためにわたしたちが何をするか、印鑰氏の講演会でヒントを見つけ、受講者一人一人が活動しようと気持ちを新たにする講演会となりました。

「健康・環境を破壊する遺伝子組み換えの最新バージョン『ゲノム編集』は何をもたらす?-種苗法改定は何を意図しているか、未来を作る自然農法はどう拡げる?」印鑰智哉
印鑰智哉氏(世界の食問題研究家)
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発表者

印鑰智哉のアバター 印鑰智哉 日本の種子を守る会アドバイザー/OKシードプロジェクト事務局長

アジア太平洋資料センター(PARC)、ブラジル社会経済分析研究所(IBASE)、Greenpeace、オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、現在はフリーの立場で世界の食と農の問題を追う。ドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレット』(2015年)、ドキュメンタリー映画『種子ーみんなのもの? それとも企業の所有物?』(2018年)いずれも日本語版企画・監訳。『抵抗と創造のアマゾン−持続的な開発と民衆の運動』(現代企画室刊、2017年)共著で「アグロエコロジーがアマゾンを救う」を執筆。

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