青森の地元の名士として議員を務めていた義父。ある事件により、人生が一気に闇へと急転してしまいます。その後の父は絶望、自暴自棄で、まるで別人のように自分を痛めるつける日々が続き、最終的に病院で「認知症」と診断されました。
病院に駆けつけた工藤ホメオパスが行ったことは4つありました。
1つは、魂の傷を修復して、活力を与える水のレメディーとること。次に、御古菌により腸をしっかりさせること。このような試練を乗り越えるヒントに、寅子先生の体験談としてDVDを見ること。
そして、4つ目は父への声掛けです。その時考えたのは、お酒を飲むことを責めたり、「弱いお父さんであってはならないよ」と父を否定することではなく、認知症になることで父が楽になれるのだったらそれでも良い。そんな弱い父も受け入れようということでした。そして「お父さんも本当は弱かったんだね。弱いお父さんも大好きだよ。」と伝えることができました。そして、父は一人で自分の意思で缶コーヒーをこっそり買ったり、最近では地域活動にも顔を出すなど、生きようとする意志がわいてきました。
いろいろなことをお父さんにしてあげたことの中で、何よりお父さんの気持ちに共感して「言葉のレメディー」で闇から救ったのではないでしょうか。ZENホメオパシー的考えがちりばめられて、とても感動的な発表となりました。
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