基調講演「ホメオパシーからみたガンの見解」

松尾敬子大会長(JPHMA会長、日本ホメオパシーセンター埼玉日高)

これまで様々な健康相談会を行って来て、今回は癌の疾患の見解とケース症例を取り上げられました。

日本における癌の現状は、日本人の約3人に1人が癌で亡くなっており、死因の第一位で、乳癌は世界中で女性の癌死亡率第1位となっています。原因は、食事や環境、予防接種、損傷、酸素不足、心の問題、真菌等様々です。

癌に対するホメオパシー処方はバナジープロトコルやロジーナ氏のマヤズム治療、ハーネマンの疥癬治療、ZENホメオパシーなどを取り入れ活用しています。

今回は乳癌、首のリンパ癌のケースが紹介されました。49歳女性のクライアントで、主訴は乳癌、首のリンパ癌、右脇下の癌で、手術不可能な癌に苦しむクライアントに対して、現代医学のホルモン治療を併用しながら、ホメオパシー健康相談を進めたとのこと

2回の健康相談会を通して、適切なレメディーをとってもらい、一時的には、好転反応でリンパや右脇下の腫瘍が2倍の大きさになりましたが、その後、転移したリンパの腫瘍2箇所と右脇下の腫瘍が消失し、原発となる乳癌の大きさが半減したとのこと。今年の6月からの健康相談でまだ途中の状況で、今後はソーラのマヤズム治療を行っていく予定とのことです。

今回のガンの改善症例と癌に対する対処方法のポイントの解説により、癌に対するホメオパシーの対処に希望があることを示してくれました。

発表者

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