
ホメオパシーの根本的な疑問である「ホメオパシーの科学的論点はどこにあるのか?」ということについて、研究水準の高さで国際的にも非常に高く評価されているインド工科大学ボンベイ校の教授でナノ構造物質の専門家であり、インドの政府機関の顧問を勤め数々の特許も取得され、ホメオパシーにも造詣が深く、インドのホメオパシー界では有名なジェイッシュ・べラーレ博士に電子顕微鏡によるナノ粒子検査を用いた世界最先端の研究成果を発表頂きました。
べラーレ博士がホメオパシーを研究するにあたって注目したのは、
1.レメディーの中に何があるのか?
2.レメディーの中にあるものは、どうやってそこに到達したのか?
3.レメディーの中でどのように作用しているのか?
という3つのポイントです。
とにかく発表頂いた内容は驚きの一言!!
これまで、「レメディーがなぜ症状に反応するのか?」については様々な生理化学理論を用いて仮説が立てられてきましたが、その仮説を最先端のナノ技術を用いることで解明していったのです。
今回の実験は、ジンカム・メッド(亜鉛)やスタナン・メッド(錫)・キュープロム・メッド(銅)といった金属のレメディーを用いて行われました。
実験の結果、レメディーの中には原物質のナノ粒子が入っていること。という事実が明らかになったのです。
今回は金属のレメディーのみの実験となり、植物やノゾーズ(病原体を含む血液や痰や皮膚からつくられたもの)のレメディーでの検証も必要となりますが、更に研究が進むにつれてホメオパシーだけでなく新しい科学や薬をも活性化されるかもしれないということが分かってきました。今後の研究がとても楽しみですね!
ベラーレ博士素晴らしい講演をどうもありがとうございました。