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「『豊受御古菌』培養成功での自然型農業支援事業の展開」小林且幸
日本豊受自然農、農業部の小林さんは豊受の取り組みで、「豊受御古菌」についての発表。古くから土壌にいた有益菌を培養。手作業で行い、水分量、温度管理にも気を付けているそうです。できあがった「豊受御古菌」を使った野菜の生育実験の報告もありました。これからは自然型農業に取り組んでいる農場へも提供していくことが一層の励みになり、菌の成長とともに自分自身も前に進んでいけるよう凡事徹底で、土、水、太陽、微生物などの自然の恩恵や感謝の念を持ちながら、今後も落ち葉堆肥や菌作りに取り組んでいくそうです。
「自然農での豊受米(朝日米)、古代米黒米の栽培報告」久木田健介
今年からお米作りを担当している日本豊受自然農、農業部の久木田さん。もみ蒔きから稲刈りまで、自然農で大切に育てた稲が実りました。稲刈り時期に史上最大とまで呼ばれた台風19号が上陸し、強烈な雨風にさらされても倒れず、無事稲刈りができたというすばらしい報告でした。自然農で育った稲はしっかりと根を伸ばし力強いという事が考えられるそうです。今年から栽培を始めた野生稲の特徴を受け継ぐ古代米の黒米の紹介もありました。