信州大学農学部特任教授、東京生薬協会、薬用植物の委員長など多くの、薬草にかかわる重要な役どころにかかわっておられる小谷先生の講演です。長野県の大滝村、霊峰である御嶽山のもとで、薬草に精通しておられます。近代医学が発展するなかで、今は制度がと整っていて良いが、医療費、保険制度、医療にかかわる法律など、をさまざまな医療にかかわる現状のなかでどういう状況であるのかを説明され、将来の方向性も考えるとさまざまな点について考え、今後改革をしていく必要があることを指摘いただきました。そして、セルフメディケーションが重要となること、やはり、本来、自分の健康は自分で責任を持つといいうことが大切であることを、伝えられました。
そして、一つの植物にはおよそ2000種類くらいの成分があるとされているが、限りある生薬をが、あたらな医療の中心となるためには国家レベルでの計画的な薬用植物の生産の取り組み、あらたな効能効果を研究することが必要。今後、薬学の中で今後もっとも重要な学問は、品質保証学=エビデンスである、だれもが、その効能効果を客観的に確認することができることが、将来の生薬学、医療制度のなかでも重要なことになる、とまとめられ、講演を終えられました。