2022年夏、お父様の看取りの体験をお話していただきました。
「時々めまいがするんだよ…」というきっかけ、お父様は我慢強い人でそんなことはめったにありません。
病院へと促しますが「病院だけは連れて行かないで」頑固拒否、
そしてお父様は「覚悟しているから、この家で死なせてくれ」決意を示されました。
父との別れが近いと感じた彼女は、自身に語りかけ、そして祈られたようです。
かつてはどの家でも普通であった自宅での見取り。
自然に逝けるはずだ、何があってもなんとかなる、自身を励ましながら見取りに向かわれました。
そしてお父様の最後は、すっと眠ったように息を引き取られました。
家で見取ることことが、寿命を納得して、執着なく生きる。自然な営みであることをこの体験談から、皆様にも家族を送り出すこと、家族の死と向き合うことについて、深く考えさせられるお話でした。
最後、今ここに生かされていることを心から感謝いたします。と体験談を締められました。
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