
2017年10月のルーマニアでのカンファレンスにて、由井大会長のZENホメオパシーの学術発表が大反響となった当日、植物療法先進国でもあるルーマニア側からマリナ・シウマス・リンブ博士がジェモセラピー(植物の蕾や新芽など生命力溢れる部分を使った療法)について発表され、今回コングレスの特別講演が実現しました。
ルーマニアでは植物療法・ジェモセラピーなどが進んでおり、国民の健康をサポートする療法として広く定着しています。今回、マリナ博士がジェモセラピーの考え方をもとに開発したマヤズムフレッシュポレン(ミツバチの花粉を使った療法)について発表いただきました。
私たちの体は微生物叢(マイクロバイオーム)、つまり100兆以上もの微生物の集合体と表現され、その微生物叢が身体の生理機能をコントロールしている。ホメオパシーもやはり微生物叢を伴い自己治癒力・免疫力を触発する療法であり、マヤズム花粉療法やマヤズムジェモセラピーなどは抗生物質のように使え、微生物叢のバランスをとっていくものとなる。

生花粉療法の中で疥癬マヤズムに関わる植物の中には、セイヨウネズやウォルナット、クランベリー、リンゴンベリー、カウベリー、ブルーベリー、ビルベリー、イチジク、ロックローズなどがあり、今回、原物質の特徴や作用する臓器、そのエッセンスに優勢なマヤズム、効果のある症状などを細かく説明していただきました。また疥癬マヤズムの乾癬性関節炎の症例を紹介していただきました。
発表後には、マリナ博士から由井大会長が人類のためにやってきた功績をたたえ、ホメオパシー・ジェモセラピー協会の名誉会員の称号を授与されました。