
30代女性。主訴は過食。過食は半年前流産した時から始まりました。満腹感が得られない、甘いものが止められない。自信がなく自分の本当の気持ちを言えない。
レメディーだけでなく、インナーチャイルド癒しをすすめ、今まで寂しかった子供時代の自分に声をかけること、過食している自分を責めずに許すこと、インナーチャイルドを思い出し、親に我慢してきた本音を書きだすこと、その時の状況をイメージして、大人の自分が子どもの自分に寄り添って言葉をかけ、インナーチャイルド癒しを行いました。
ZENホメオパシーよるレメディーとして、妊娠に必要な抗疥癬治療や子宮頸がんワクチンのアルミの毒出しに、Lyc.(ライコポディアム)。過食症の背景にある寂しさには、Puls.(ポースティーラ)を選択し、改善へと導くことができました。
甘いものを欲しがらなくなり、三食の食事で満足出来るようになり、執着がなくなりました。そして、第2子を妊娠し出産をすることができました。
しかし、クライアントが第2子を妊娠して、24週のときにご主人が突然倒れ、心室細動で意識を失し、全身けいれんをおこし、心臓が一時停止する事態が生じました。
生体電流を測定し潜在意識をつたえるQX-SCIOによる心室細動となった身体が伝えるメッセージ、また「起こることは必要であること」というホメオパシー哲学をお話しし、突然のご主人の状況に対して、今の不安で怖い気持ちに声をかけること。インナーチャイルド癒しをすること。般若心経、祝詞を唱えることを伝えていきました。
ZENメソッドによるレメディーの選択として、Dig.(デジタリス)を中心とし、サポート心臓と肝臓等を与えていきました。
夫は意識を取り戻し、麻痺もなく、話すことも出来るまでに回復しました。
また、このクライアントの相談を受けている間、療法家であるホメオパス自身にも湧き上がる恐れ、不安、その奥底にある様々な感情を見つめ、インナーチャイルド癒しを行うことで、自身の心臓に対して、心臓は太陽、無条件の愛だと感じ、自分の中で自己肯定感と生かされているという感覚が生まれ、人事を尽くして天命をまつ自信と強い気持ちが出てきた体験も伝えられ、相談を受けていくホメオパスも、クライアントによりよい、ホメオパシー療法を提供していくために常に湧き上がる感情をみつめ、インナーチャイルド癒しをしていくことの重要性を実感できました。
そして最後に、ホメオパシー哲学の「人生は同種療法、起こることは必要があっておこる」という哲学は、苦難を乗り越えるために大切であること。JPHMAを引っ張ってきてくれた由井大会長はホメオパシーの太陽であり、心臓です。ホメオパシーと美しい命を守っていきたいと思いますと、この20年の由井大会長の活動に感謝のメッセージが伝えられました。