
豊受自然農は、富士山を望み、駿河湾を見下ろす見通しのよい圃場に約100反、100種以上の作物を作っています。
固定種、在来種、自家採種の種にこだわり、落ち葉堆肥をつかって、菌を培養する土づくりで対応するため、やさいは自然本来の形。 やさい本来の味、香りがして、栄養がある、おいしい野菜が収穫できています。
発表者の豊受自然農の小林且幸氏より、伝えられました。
豊受自然農は、無農薬のハーブ、野菜、果物だけでなく、主要穀物である、米、大豆、小麦作りを重要視しており、小林氏は、豊受自然農で主要穀物である白大豆「ふくゆたか」の担当で、 今年の「ふくゆたか」は背丈が、1m20cmにもなり、豊作だったとのこと。
その白大豆のふくゆたかは、豊受自然農の自家工場にて、みそ、しょうゆ、とうふ、豆乳に加工して無添加で安心安全な加工食品として姿を変えて、製品化されており、自然の恵みをいただくことができます。
小林氏の発表から、自然への畏敬の念と感謝を感じながら、土づくりからの大豆の成長を愛情をもって日々行ってきたことが感じられました。
大豆を愛し、動物を愛している小林氏の日々は、大豆だけでなく、牛の花子の世話、名古屋コーチンや烏骨鶏の鶏たちの世話など、農作業の様子を映像で映し出し、 農業という仕事の中で、感じる農業の素晴らしさ、そして、豊受自然農がこだわる自然な農業の素晴らしさが、かざらない小林氏の言葉で伝えられ、豊受自然農のすばらしい仕事に感動を覚えました。