「最新の「水科学」が証明するホメオパシー」由井 寅子

由井名誉会長は、昨年7月14日にThe Royal Academy of Medicine(英国王立区協会)で開催された「水科学の新しい展望・ホメオパシーの証拠」国際セミナーにVIP招待を受けて参加、本日はその中からホメオパシーの科学的根拠に繋がる発表をピックアップし、咀嚼して会員に共有されました。

まずは、ケンブリッジ大学名誉教授で、ノーベル物理学賞を受賞し、ホメオパシーのサポーターとしても有名なブライアン・ジョセフソン教授。サイマスコープという機器を紹介、水が構造を創り出す事を音楽と映像で実感させてくれました。次に音が作り出す水の構造が完全形になるまでの時間を計測、不思議なことに回数を重ねる毎に短くなっている映像の紹介。由井名誉会長は、「水が経験を蓄えている、つまり、どうしたらすばやく最も安定した形態に到達できるかを学習していると言えるかもしれません」と考察。

続いて同じくノーベル生理学・医学賞受賞者のリュック・モンタニエ博士の実験を紹介。モンタニエ博士は、病原体由来のDNAの入った水溶液から極低周波の電磁信号が出ていることを確認、このような電磁信号が生じるためには、以下の条件が必要であることを突き止めた。

①高希釈である(9X~18X)
②機械的攪拌(振盪あるいは攪拌)
③シューマン共振波
①の高希釈と②の振盪が必要であることはレメディーの製造過程と似ていて興味深いことであると由井名誉会長がコメント。

モンタニエ博士は、電磁信号を発生するエイズウイルスのDNA断片(104塩基対)が入った試験管のそばに純水が入っただけのもうひとつの試験管を配置し、18時間さらすと、この純水の入った試験管からも同様の電磁信号が検出されていることを発見。この電磁信号を発する純水に、DNAを合成するのに必要な4種類のヌクレオチドを入れたところ、DNAが出現。

しかもそのDNAは、元のDNAと同じ、104個のヌクレオチド鎖から成り、ヌクレオチドの配列も2個しか違いがなく、98%の確率で一致していたという。鋳型となるDNAがまったく存在しないにもかかわらず、長さと配列が一致するDNAが出現したことは、まったくもって驚くべきことです。この実験により、水のナノ構造とその電磁共鳴が、DNA情報を正確に存続させることが明確に示されました。

さらにモンタニエ博士は、患者の血漿から電磁信号を検出。感染症から電磁信号が検出されるのはわかりますが、アルツハイマー、パーキンソン、多発性硬化症、種々の神経障害など、感染症が原因と考えられていない慢性疾患からも電磁信号が検出されたとのこと。由井名誉会長は、多くの難病が実は、病原体感染やワクチン接種によって生じている可能性を示唆。あるいは、インナーチャイルドによって電磁信号が生じ、病原体が自分の体内から自然発生的に生じることもあるのではないかと考察されていました。

次にアメリカのアメリカの生体医工学者であるジェラルド・ポラック教授の研究を紹介。水には、固体、液体、気体以外に第四の相(液晶)があるというもの。水に物質を入れると、物質と接した部分から水がどんどん液晶化し、液晶部分が広がっていく様子を映像で紹介。この水の液晶部分が、水の記憶や生体反応を含め、さまざまな現象をひもとく鍵となるとのこと。

最後に、水の記憶を証明した先駆者である、故ベンベニスト博士(フランスの免疫学者)の業績に触れ、由井名誉会長が彼の研究室を訪問し、日本に招聘し講演会を開催した1998年当時を振り返り、科学界のドクマとパラダイムを守るがために、彼の発見と研究の進展が犠牲となってしまったことの彼の無念さに共感しつつも、ジョセフソン教授やモンタニエ教授をはじめ、ベンベニスト博士の研究を肯定する科学者がいること、また、世界中の科学者達が水の研究をし、その実証結果を次々と発表しているという事は、大変喜ばしい事であり、疑似科学とレッテルを貼られ、長年抑圧され続けたベンベニストの発見が、真正科学だったと世界中の人々が知る日が訪れるのは、そう遠い事ではないと信じています。という言葉で締めくくった。

発表者

由井寅子 名誉会長のアバター 由井寅子 名誉会長 日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)名誉会長/カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)名誉学長/日本豊受自然農株式会社 代表

昭和28年生まれ、愛媛県出身。日本にホメオパシーを広めた第一人者。
英国で潰瘍性大腸炎に倒れ万策つきたと観念した時、ホメオパシーと出遭い症状が完治する。
その後、英国でホメオパシーを学び、日本人で初めて英国ホメオパシー医学協会(HMA)のホメオパスに認定される。
帰国後は日本でのホメオパシーの普及に尽力。
ホメオパシーの実践とハーネマン研究で海外から高い評価を得て、21世紀のホメオパシーを牽引する指導的なホメオパスとして活躍している。
とりわけ発達障害や自己免疫疾患など現代医学で治癒しない難病を驚異的な改善率で治癒に導く「ZENホメオパシー」は世界的に注目されており、海外で多くの講演に招待されている。
ホメオパシー学術誌『The Homoeopathic Heritage International』(B. Jain Publishing House)の国際アドバイザー。
著書・訳書多数。著書は英語、ドイツ語などにも訳されている。

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