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<メッセージ>「第20回日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)コングレスへの祝辞」Dr. ラジ・クマー・マンチャンダ

目次

メッセージ

こんにちは。インド共和国からご挨拶致します。世界保健機構(WHO)が、今年、約100ヶ国でホメオパシーが使用されている事をきわめて明確に公表してくれた事を喜んで情報共有致します。そして、中でもインドは、ユニークな位置にいます。というのも伝統医学のシステムの中にホメオパシーも含むという、大変画期的なシステムをもっています。インドには、200以上のホメオパシーの医科大学があり、そこでホメオパシー医学の修士課程と大学院課程の教育を行なっています。私は、ここ何年間か、JPHMAと交流してきました。JPHMAのコングレスにこれまで3回参加していますが、皆様全員が、コングレスに大変情熱を持って参加している事がわかりました。由井寅子JPHMA名誉会長が、20年以上、このような大会を休むことなくオーガナイズされてきた貢献を、私は高く評価しています。今日、皆さんは、JPHMAコングレス20回記念のお祝いをされています。私からのお祝いを申し上げたいと思います。今回のコングレスでも、皆様が多くを学ばれますように。次回のコングレスで、皆様と再びお会いできることを楽しみにもしています。皆様に沢山の幸せが訪れますようインドからお祈り申し上げます。そして日本のホメオパシーを発展させ続けましょう。ありがとうございました。

(原文)
KONNICHIWA! Greetings from India. I am happy to share that this year WHO reports on traditional system of medicine has stated very clearly that homoeopathy is practiced about 100 in the world. India has a unique position. We have very revolutional system for the traditional system of medicine and that includes homoeopathy. We have about more than 200 homoeopathic medical colleges providing graduates and post-graduates education to the doctors. I have been interacting with JPHMA for the last few years. I have attended your two congresses and I have found all of you participated these congresses very enthusiastically. I appreciate the contribution of Dr. Torako Yui, chairperson of JPHMA for consistently organizing these interactions for the last more than 20 years. Today you are celebrating your 20th congress of JPHMA. I would like to convey my best wishes to you. I hope you will have a lot of learning during these sessions. I also look forward to meet you again in your upcoming congress. My best wishes to you from India and let us keep developing homoeopathy in Japan. Thank you very much.

Dr. ラジ・クマー・マンチャンダ
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発表者

Dr. ラジ・クマー・マンチャンダのアバター Dr. ラジ・クマー・マンチャンダ インド人ホメオパス、デリー連邦直轄領政府AYUSH 長官

ホメオパシーは多くのエビデンスを有する科学的で有効な伝統医学であるとする立場をとるインド政府AYUSH省(注1)のホメオパシーリサーチ部門(CCRH(注2))長官を務めた(2012年~2019年)。

ホメオパシーについては35年以上の教授歴があり、過去には、7年10ヶ月にわたって、健康・家族・福祉省のニューデリーISM & H(インド医学体系とホメオパシー)のプロジェクトで、ホメオパシー部門の長として副長官を務めるなど、政府ホメオパシー関連の要職を経験する。
ホメオパシー中央委員会会員、デリーホメオパシー研究委員会書記官、CCRHの特別他団体研究評価委員会、ホメオパシーデータベース委員会、母と子キャンペーン、流行病コントロール、薬物プルービング等 多様な委員会の専門会員を務める。

国内外のカンファレンスや科学ジャーナルでの発表や論文も多く、インド政府編纂の「ホメオパシー科学 -穏やかな治療法-」(2017年:日本語版をJPHMAと共同出版)の発行にも携わった。
インド政府が推進する世界のホメオパシーの規制・基準づくりの国際シンポジウムを主催するなど、ホメオパシー普及への貢献は国際社会においても高く評価されている。過去3回来日しJPHMAコングレスで記念の学術発表を行っている。

注1:AYUSHはインドの伝統医学の通称。アーユルヴェーダ、ヨガ、ユナーニ、シッダ、ホメオパシーなどインドの伝統医学のアルファベットの頭文字から命名され、これに現在では食事・栄養療法などの自然療法も含まれる。2014年に現ナレンドラ・モディ政権下で、AYUSHは健康・家族・福祉省(現代西洋医学を管轄)と並ぶ省に昇格した。

注2:CCRHは、デリーの本部・ケララのホメオパシー中央研究所・タルミ・ナドのホメオパシー薬用植物研究センターにて、JPHMA代表団を歓迎し、ジョイントセミナーを開催し、インドと日本のホメオパシー交流を行っている。

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