胸郭出口症候群、そのインナーチャイルドに手を伸ばすとき&ベル麻痺が治ったケース
2つの症例を発表します。1つ目は、ベル麻痺が3週間で改善したケース、2つ目は、胸郭出口症候群です。
胸郭出口症候群と診断されてから、神経ブロック注射、首の牽引、電気治療、鍼灸といったものを試してみたものの効果がなく、手を動かすことができなかったクライアントが、ホメオパシーにたどりついてくれました。
ときとして、人は、気づきを得るために大切なものを失ってしまうことがあります。音楽家にとって、音楽を奏でる、母親にとって、子どもを抱きしめる「手」は大切なものです。その手が動かなくなってしまったクライアントが、いかにして、大切なものを取り戻したのか。
私は、症状は、治すものではなく、気づくためのものだと思っています。クライアント自身の気づきと比例して腕の状態が改善したことは、心と体が切り離すことはできない、症状は気づくためのものであるということを見事に体現してくれました。
コングレスへのメッセージ
この度、第【22】回目のコングレスにて発表させていただくことを心から嬉しく思います。コロナ過のなか、さまざまな場面でホメオパシーの素晴らしさと恩恵を実感しています。このコングレスを通し、一人でも多くの方にホメオパシーの素晴らしさが伝わることを願っています。