発表演題のポイント
甲状腺機能障害でクライアントがかなり痩せていた時期を見ていたのですが、ホメオパシー療法をやってみない?と声かけする事はなかなか出来ず、時間が流れて行きました。その間にクライアントは通常治療を経て結婚、出産も経験していました。やっと直接会うタイミングがあり(奇跡的なタイミングでした!)相談会を勧めたら「悦子さんにホメオパシーの話もしたいと思っていた!ぜひやりたい。今も薬を飲み続けているから、出来れば飲まないで済むようになりたい。他の気になる事もあるし」。うれしいタイミングでもありました。蓋を開けて見ると何と、甲状腺だけでなく尋常性乾癬も患っており、実際に見るのは初めてで驚きました。今までアトピー性皮膚炎は何度かみてきましたが、これは初めてのことでした。「う〜む・・・」の心でスタートでしたが、「そうだ、症状だけを見て行こう」初心に戻り向き合って行く事になります。そして最近は下肢に、新たな名前を付けられそうな症状が出て来て、新たな「う〜む〜」にぶち当たっていますが、「畑と似ているなぁ」と最近は思うようになりました。肉体は土壌なんだと。全くもってそれと同じ事が肉体で起っているんだと。甲状腺が良くなり、尋常性乾癬が少しずつ良くなり、そして新たな症状登場の道の途中のケースになりますが、ケース提供、写真提供(何と、写真はクライアント自ら作ってくれました)と力を貸してくれたクライアントに感謝しながら、全国の同じ問題を抱えた方々やホメオパスの参考になればと思います。
メッセージ
私の座右の銘にkeep goingがあります。日本語で言うと「続けることだよ」となるでしょうか。割と三日坊主な私からすると、ホメオパシーはkeep goingを実践してこれているものになります。だいぶ前のコングレスで寅子先生が「このような学会を続けて行く事が、本当に大事なことなんだよ!それは私一人ではできず、皆で続けていくことなんだよ!!」と力を込めて語っていた姿が印象に残っています。続けるには一人ひとりの意思がなければ出来ません。志向がなければ出来ません。今までの積み重ねが第24回開催をつなげ、それが次なる第25回を形作っていくのだと思います。第24回JPHMAコングレス開催へのお祝いと、自分が参加できる事に感謝を込めて、おめでとうございます。