来賓講演 | 2025年までに戦わずして日本を乗っ取る他国の戦略、~衛星・監視システム・人的工作の、天・地・人で日本を奪う方法とは~ | 坂東忠信氏 | 第25回
某国独自の通信衛星システムの性能について
某国独自の通信衛星システムの性能について、GPSとの違い、地上ネットワークの電波がつながらないところでもつながり、位置情報がわかることということをわかりやすく説明。
また、地上の監視カメラは、AIで顔認識、性別、服装の色識別、車種や色の識別など、詳細な情報を入手することができるそうです。
この二つを組み合わせることで、簡単に個人が特定され、行動を追跡されてしまうということを教えていただきました。
他にも某メッセージアプリでは、ターゲットとその周辺人物の情報を集めることで、行動範囲や人間関係、趣味やお金の使い方を類推・特定し、ハニートラップのような罠にはめることもできたり、ターゲットに近づいて技術的な情報を引き出したりすることが可能になります。
さらにこのアプリの販売元の国では、アプリに関わる情報検索システムの構築や管理を某国へ丸投げしており、アプリでやり取りした情報が某国に筒抜けになっていると考えた方がよい、とのこと。
まさに戦わずして日本を乗っ取られてしまうと、危機感が募ります。
身を守るために必要かつ大切なポイント
そのような状況の中で、、
通信手段の選択、個人情報流出に対する警戒、住居の選び方、水と食料の確保、これらを楽しめるセンスと工夫、と身を守るために必要かつ大切なポイントを具体的に示してくださいました。
そして、これから日本はもっと大変な状況になっていく。由井先生のいう通り、熱を出して悪い菌を出していかなければいけない。助け合う人、自分さえよければと言う人、いろいろな人がいるが、「自分だけの人」ばかりになると大変なことになるだろう。
選挙を控えているが、それぞれの生活を考えて、みんなのために投票してほしい。
と講演を締めくくられました。