海外来賓講演 | 宇宙サイクルへの統合〜ルーマニアの経験〜アストロジェモセラピーと日本の繋がり | Dr. マリナ・シウマス・リンブ 氏(ルーマニア) | 第25回

目次

アストロジェモセラピーとは

アストロジェモセラピーとは、占星術とジェモセラピーを組み合わせた手法の一種です。
アストロロジーは、星や惑星の配置と個々の人間の性格や運命に関する関係性を研究する学問です。一方、ジェモセラピーは、植物の新芽や若い部分(特に木の芽)を使って、体や精神のバランスを調整する自然療法です。

アストロジェモセラピーでは、個人のホロスコープ(出生図)や天体の影響を参考にし、特定のジェモセラピーエッセンスを選び、バランスを整えることを目的としています。この方法では、特定の天体のエネルギーと植物の成分がシンクロすると考えられており、それによって体調や精神状態の調整が可能であるとされています。

植物の芽と惑星の運行の関係

植物の芽と惑星の運行の関係は、基本的な考え方として、惑星のエネルギーやリズムが地球上の生命に影響を与え、その中には植物の成長や特定の成分にも影響を与えるというものです。
これは、自然界のあらゆる存在が宇宙のリズムと同期しているという古代の考え方に基づいています。

また、各惑星は、それぞれ異なるエネルギーを持ち、特定の植物やその部位に影響を与えると考えられています。

たとえば、太陽は生命力、活力、成長を象徴しています。太陽のエネルギーを強化するのはヒノキなど、火星はエネルギー、情熱、攻撃性と関連しています。火星のエネルギーを強化するのスーヤやクヌギのジェモエッセンスなど、 月は感情、浄化、成長サイクルと関連しています。月のエネルギーを強化するの柿のジェモエッセンス、キンモクセイフラワーエッセンス、オオシマザクラのジェモエッセンスなど

本日は植物療法と占星術を融合させたアストロジェモセラピーの解説がなされました。

発表者

Dr. マリナ・シウマス・リンブのアバター Dr. マリナ・シウマス・リンブ ルーマニア人ホメオパス/医学博士

ルーマニア(ヤシ)の緊急陸軍病院で働く傍ら、プライベートでホメオパシー、ジェモセラピー、植物セラピー療法を行う。緊急陸軍病院でも、予防治療部署におり、ホメオパシーを使っている。2011年からルーマニアの医師達へホメオパシーの講義をしている。

また、ジェモセラピーの講師をし、ARGHのジャーナル(Acta) にも多く寄稿。マヤズマティック・ジェモセラピー、アンチエイジング・ジェモセラピー、抗ウィルスのジェモセラピー、睡眠障害におけるジェモセラピー、免疫系の亜鉛不足における蕾抽出の役割、皮膚と再生(生殖)病理から、介入瘢痕組織生物学上分野によってもたらされた心臓疾患や機能障害におけるジェモセラピーの役割、など、幅広い側面をカバーしている。

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