目次
2025年度 基本キットのケース症例
- 食あたり( CH14期 梶原泰葉)
レメディー:Ars.
夕食の玉子にあたってひどい腹痛、下痢、吐き気、冷や汗、血の気が引いて顔が青白くなり救急車を呼ぼうかと思うほどだった。Ars.をとるとすぐに吐き気がひどくなったが吐いたことで少し楽になり、レメディーを何度かリピートして出し切ったことで落ち着いた。 - 車移動の疲れに(CH16期生 佐野園依)
レメディー:Arn. Gels.
車などで長距離移動するお出かけの際、ずっと座っていると血行が悪くなりがちです。そんなときは血流を調整してくれるArn.と、だるさによいGels.も水筒に入れてチビチビ飲んでいると、疲れ知らずで遊べます。子どもが疲れてぐずることも減りました。 - 排卵痛に
レメディー:Calen. Mag-p.
排卵で下腹部が痛むとき、卵巣を破って卵子が出てくる傷と考えてCalen.と、痛み全般によいMag-p.を摂ると楽になります。 - 陰部のイボ
レメディー:Canth.
Cクリーム子宮頸がん検診を受けた際に、外陰部の横にイボがあり、「じきにはでて痛いだろうから、そのときは婦人科へ行ってね」と指摘されました。生殖器によいレメディーといえばCanth.と思い、4日ほど続けて摂り、患部にはCクリームを塗りました。すると、はでることなく縮んで消滅しました。 - 育児疲れ
レメディー:Sep.
子どもや夫に、なんとなく触られるのが無理、ゾワゾワ、イヤー!という感覚のときに、Sep.を摂ると落ち着きます。 - 幼児の癇癪
レメディー:Cina.(キッズキット)
娘が3歳ごろ、夕方が疲れと眠気でぐずりやすいタイミングでした。お風呂に入るのを嫌がり、泣きわめき、暴れ、大人でも対処に困る状態。叩いてきたり暴力を振るうところがCina.を選ぶポイントの1つです。その状態ではレメディーを与えようにも口に入れてくれないので、Cina.を1粒溶かした水を、体中に塗りたくりました。すると3秒ほどでケロッとおさまったことがあります。 - 口出しのひどくなった夫への対処
レメディー:フラワーエッセンス:サイカチ
仕事が忙しいせいなのか、私や子どもへ「早く寝ろ」「動画見すぎ」など口出しが激しくなった夫。フラワーエッセンスのサイカチを夕飯にシュッシュと2プッシュほど毎日かけ続けました。日によって気分のムラはありましたが、すぐに変化を感じました。口出しが減り、趣味を楽しんだりと以前のように穏やかに過ごせるようになりました。 - 長年のアトピー症状へホメオパシー (CH13期木村 真奈美)
レメディー:Hep30C 介入レメディーとしてPuls 30C
2025年2月13日 学生ケース 40代 女性
主訴:アトピー、
食事後に起こる吐き気、顎関節、不眠、生理の遅れ、鼻炎
アトピー
食事後に起こる吐き気、顎関節、不眠、生理の遅れ、鼻炎アトピー 幼少期からのアトピー症状がありステロイド薬を塗っていた。現在は、主に脚に出ている。かきむしったら腫れて、出血する滲出液が出る。痛くなるまで掻くことが止まらない無我夢中で掻く。落屑する皮膚を集める。日光に当たると悪化、タイツで悪化寝る前に痒み冷やすと多少楽になる、太腿の裏にずっとあり、季節によりひどくなる左の足の甲に出る湿疹は夏から秋にかけて6年ぐらい出ている。ステロイドは20年ぐらい使っている。
顎関節
夕方に開けにくくなる。そうなるとあくびでも痛い。顔の筋肉ズキーンとする。同時に耳も痛くなる。痛みは1分ぐらいで引く。口に指3本はいらない。日中で痛くなる時は下を向いて長く作業していた時、緊張した時 飛行機などの気圧の変化でも痛くなる。痛くなる前に開けにくくなり開けると痛みが走る。耳の痛みは耳の下のリンパが痛い感じ。アルコールと油で悪化。吐き気、吐く、血の気が引いて目の前が真っ暗になる、夜におこる、外の寒さから暖かいところに変わるとなりがち。悪夢、不眠、目が覚めたら足がモヤモヤする、中途覚醒。何年も続いている。
レメディー:(随時)MTサポートCho+Adren-c-mC 30C+Melat30c+Hypoth30c+Pitu-gl30c+Pinel30c
朝:Caust LM1……皮膚の痒み、不安感、顎関節
昼:Bac LM2……骨盤内の不調、膀胱炎、月経が止まる、鼻や肺の不調、
夜:Rhus-t LM3……顎関節、じっとしているのが苦手、肩こり、ヘルペス
Puls 30C……吐き気時、胃もたれ、不安感
St-C-D30c……ステロイドの蓋を取るため
高校時代に大腸炎を患ったこと、34歳で虚血性大腸炎になっている事、それ以来夜外食時、脂やアルコールなどで吐き気、嘔吐が起こるようになったとのことで幼少期からのステロイドの抑圧が腸の弱さと関係があるのかなと考察しサポート腸を出しました。仕事が好きで常に交感神経優位、緊張感の抜けにくさ、副腎疲労や不眠やホルモンバランスの乱れなどの症状からAdren-c-mC 30C+Melat30c+Hypoth30c+Pitu-gl30c+Pinel30cをブレンドしました。膀胱炎などもたまにあること、生理が3ヶ月遅れていることなどを鑑みて淋病傾向のBacTBR検索で5番目のRhus-t、6番目のCaust.が出てきた中で1番気質に近いように感じたので朝と夜に出しました。
【2025年4月8日事前報告】
・3ヶ月遅れていた生理が40日ぐらいのペースでくるようになった。だらだら10日ほどは続く
・足の湿疹はまだ出ている。痒みがあり、掻いて悪化、引くの繰り返し
・気持ち悪くなることなく過ごせた
【新しく始まった症状】
・生理がダラダラ10日以上続く
・季節で鼻炎が始まっている - 弱った野鳥のケース(CH16期 横山真希)
レメディー:Acon. Carb-v.
弱って動けなくなっているムクドリを見つけました。呼吸は浅く早く、人が近づいても動こうとしません。建物沿いだったので壁に激突して脳震盪を起こしたのかもしれません。そのまま見過ごすことができず、
・Acon.
・Carb-v.
を水ポーテンシーで与えてみました。すぐに目に生気が戻ってきたのがわかりました。その後数分で羽をバタバタさせて元気に空に飛んでいきました。
レメディーを与えた瞬間のムクドリの目の変化に驚きホメオパシーの素晴らしさを再認識する出来事でした。 - 旅先での頑固な便秘(CH14期生 塩濱七重)
レメディー:Nux-v. Bry.
8歳男児、先天性疾患により生まれつき下半身麻痺があり、排泄障害もあります。普段から排便は週五日以上の浣腸で排便しており、浣腸なしで自力で出ることはほとんどありません。排尿も定期的な導尿が必要です。
帰省のため県外に長期滞在しており、普段は定期受診時以外にも訪問看護や通学通所先の看護師さんなども含め、家庭と医療と常に連携してフォローしていただけているので、困ってもすぐに相談できるのですが、県外に滞在していたので、家族のみで何とかしなければならず。普段は自家用車など車移動が大半ですが、滞在先では車がなく、電車や徒歩など公共交通のみで出かけており、車椅子利用の彼にとっても地元より暑い地域での猛暑の中での観光や外出時の移動はかなりこたえたはずです。水分補給は気をつけて頻回にさせていましたが、暑すぎて汗の量が上回ったようで、排尿も明らかにかなり減っていました。そんな中、帰宅後浣腸をしてもほとんど便が出ないことが二日続き、これはまずい、出ないと体調不良で嘔吐や意識消失したこともあるので、旅先で病院にいかなけばならないかも・・と不安になりそれは避けたいと思ったので、翌日の水筒に、
・Nux-v.
・Bry.
を入れて、水ポーテンシーで(500mlくらいの水分に入れ、その都度振って、1日かけてちびちびと)とらせました。するとその日の夜の浣腸時に、硬いコロコロ便と、少しの普通便があり、これで全く出てない便秘は解消されたかな、と感じ翌日も同じように水筒にこの2種のレメディーを入れて水ポーテンシーでとらせました。
そしたら、この日の浣腸時は、小さな普通便数個の後、軟便が多量に出ました。これは普段の浣腸時の排便状況と同じなので、便秘か解消された、本当に良かったと安心した出来事でした。
考察:便秘のレメディーは沢山ありますし、また普段から普通の人排泄状況とは違う彼ですが、旅先で食生活も普段と内容も時間もかなり異なっていることで一つはNux-v.を選びました。あとは、極度の暑さから、とても体内の水分量も減っているであろう状況(体内の乾燥)を感じたので、Bry.も必須ではと感じ選びました。旅先で、サポートチンクチャーなどを所持していない状況だったので、基本キットとマイクロキットの中から選択していますが、Bry.が特にとても状況改善に役立ったように感じています。 - インフルエンザ?発熱と喉の痛み(CH15期 ヴェッセルス科子)
レメディー:Acon、canth、bell、Gels、Opium、サポートMeneki.S.G.
高校1年生男子。朝、喉の痛みと頭痛があったため、水筒にサポートMeneki.S.Gと、Acon、Canthを入れ、登校。しかし熱が上がったため、早退。家で休んでいるうちに、熱が40度まであがる。Bell、Gels、Opiumを取りながら休む。周りでインフルエンザやコロナが流行っているようだったので、夕方からInfulと Coronaもとった。その日は夜も頭痛があったが、自分で起きて歩いたり、おかゆを食べることはできた。
翌朝は、36.9の平熱に戻る。その日1日様子を見たが、36.9〜37度で、それ以上は上がらず、頭痛や喉の痛みも落ち着いた。ほぼ元通りの元気さが戻ってきた。3日目からは通常通りの生活に戻った。沖縄の旧盆の3日間の出来事でした。 - 足のねんざ(CH13期 渡邉典子)
レメディー:Rhus-t. Bry.
中1の娘が、数日前から足の甲の横が痛くなり、徐々に痛みが強いと。バレー部に入っており、明日も部活があるから、できなくなるからどうしようと嘆いていました。よく考えたら、前に足を捻ってから痛いと。動かすと痛みが出て、歩くのも痛いと。とりあえずRhus-t.Bry.30cをとってもらい、サポートSonsho を飲んでもらいました。翌朝もとり、学校に持っていく水筒にサポートSonshoを入れました。学校から帰宅後、いつのまにか痛みがなくなったようで、部活も問題なくできたようでした。 - 繰り返す中耳炎にレメディーで対応できたケース(CH 14期 塩濱七重)
レメディー:Merc. Hep.
小学校4年男児。今までに何度も滲出性中耳炎を繰り返しており、耳鼻科受診している。病院では、レントゲンや聴力検査などで診て、抗生剤を1〜2週間内服して様子を見たり、改善なければ抗生剤追加や、一度切開もしたことがある。今回また耳の痛みを訴え、聞こえが少し「ぼーん」となっている、と本人から言われる。耳鼻科が非常に混んでいたり行く時間もとりにくかったことやまた抗生剤だしなぁという思いもあり、そんなに症状が重そうな様子ではなかったので、まずはと思い、中耳炎に良さそうなレメディーを選び、Merc.とHep.を朝晩1日2回取らせることにした。「まだ少し痛みとぼーんとなってるのはあるけど、少しは良くなっているような感じがする」と本人が言い、三日間続けると、その後言わなくなったので、そこでやめたら(レメディーをあげるのを忘れてしまい)、そのさらに翌日、急に、大量に鼻水が出てきたといい、その日は鼻を頻回にかんでいた。これは耳に溜まった膿が出てきたのかも?と親子で喜び、その後は鼻水もすぐに治り耳の症状も良くなった。
考察:レメディーをとったことで、自然治癒力が高まり、耳の中に溜まっていた膿が、鼻水として体外に排出されたのだろうと思われる。病院に行くしかないと思っていたが、家庭で対処できる場合もあるとわかって良かった。 - 眠れないほどの両足首の痛み(CH16期 金津ゆかり)
レメディー:Mag-p. Ruta. Rhus-t.
12歳の次女のことです。友達と電車で片道1時間くらいの街へ遊びに出かけ、何もかもが楽しくて大満足な様子で帰宅しました。夕食を済ませた後から、両足首周辺にジンジンする痛みと、ふくらはぎ全体の鈍く重い感じが出始め、痛みが和らぐようにと、入浴しても痛みがおさまらず、いざ就寝しようとしても眠れないと訴えが続きました。今までも、運動量が多い日や、長時間歩くことで痛みを訴えることは何度かありましたが、眠れずにもがいているのは今回が初めてでした。次女に、以下のレメディーをとってもらい、サポートkin-ken-jinは足首周辺に数回スプレーしてもらいました。
Mag-p. .….… あらゆる痛みに
Ruta. .….… 腱や関節に
Rhus-t. .….… 関節の硬さで、捻挫や関節痛、こわばりなどにサポート
kin-ken-jin .….… 事故やけが、凝り、捻挫に
すると、数分で、すーーっと眠りについたのです。
早朝4:00頃にも痛みで目が覚め、リピートしてもらいました。その時も、数分で眠りました。本人も私も即効性に驚き、筋肉の緊張をゆるめてくれたと実感した。レメディーは体の中から、神経や関節にいいハーブ・マザーチンクチャーがコンビネーションされているサポートkin-ken-jinは外(皮膚)からとったことで次女の自己治癒力が発揮され、効果が早かったと思います! - 突然の首の痛みのレメディー
レメディー:Hyper.30C、Lach.30CRhus-x.30C、Ruta.30C、Mag-p.30C 、Arn.30C
30代男性。家にて、首の体操をしていると、「ピキッ」と音がした後、首の左側に激痛がはしり右に傾けたまま動かせなくなった。
・Hyper.30C
・Lach.30C
・Rhus-x.30C
・Ruta.30C
・Mag-p.30C
・Arn.30C
上記のレメディーを一巡し、痛みは和らいだが、まだ痛みはあるとのことで、3回リピートすると、正常の位置まで動かせるようになった。 - 熱性けいれんのレメディー
レメディー:Acon.30C Bell.30C
1歳児。熱っぽいのに気づき、布団に寝かせると、ぷるぷるした震えがはじまる。表情がかたまり目が合わず、身体が左右対象のびくびくしたけいれん状態になる。
・Curp.200C
・Acon.30C
・Bell.30C
・Hyos.200C
・Stram.200C
上記のレメディーを一巡すると、けいれんが止まった。けいれん時間は3分ほど。呼びかけにも頷くようになり、その後一気に高熱がでた。母親である自分がまずAcon.をとったことで落ち着いたことも大きい。 - 排尿時の生命的危機に対するホメオパシー的アプローチ ― アレキサンダー病の息子のケース(CH13期生 安藤真夕)
レメディー:Canth.
私は難病で重度障がい児 アレキサンダー病の息子のケアを在宅で日々行っています。息子にとって「排尿」は、単なる生理現象ではなく、命懸けの出来事でした。排尿前から最中にかけてSpO2が85以下に下がり、脈拍は150以上に上昇。言葉を話せない息子にとってこの数値は痛みと不快感を表わしています。毎回「命を削る時間」となり、母として見守ることしかできない自分を嘆く日々でした。カンサリスとカナビス・サティーバのレメディーを投与しました。これにより一時的な緩和は得られるものの、症状は再びぶり返し、同じ苦しみを繰り返していました。
そこで学生時代に学んだ原点に立ち返り、
・LMポーテンシーへの切り替え
・ノゾーズの導入
という方法を試みました。
結果:すると、これまで乱高下していたバイタルが安定し、排尿が「命を賭ける苦しい行為」ではなくなったのです。息子が落ち着いて排尿できるようになり、母としてこの上ない安堵を感じました。その過程で、血尿という症状が現れました。一見すると悪化に思える現象でしたが、私は直感的に「これは体が回復へ向かうための作用だ」と理解できました。体の自己治癒のプロセスを信じることができました
結果:現在、排尿が、自然で安らかな行為に変わりました。母として、この上ない安堵を感じました。
まとめ:今回のケースから、レメディの選択だけでなく、その使い方(ポーテンシー、ノゾーズ活用)が極めて重要であると実感しました。好転反応もまた、治癒のプロセスの一部として受けとめる視点が大切。この経験を通して、私はホメオパシーの奥深さを改めて学び、息子と共に生きる勇気を得ました。 - おでこのたんこぶ(CH11期 仲宗根希世乃)
レメディー:Acon. Arn. Mag-p.
4才男児が1メートル以上の高さからジャンプした際、なんと顔面から落ちてしまいコンクリートにおでこを打ちつけゴルフボール大くらいのたんこぶができてしまいました。慌ててAcon.とArn.をリピートし、泣き止まないので痛みによいMag-p.を追加であげしばらくするとピタっと泣き止み静かだなと思って見たら寝ていました。正直、「え、死んだの⁈」とおもい肩をトントン叩いて起こすと、一度目を開けうとうとしてました。(よく、レメディーが効いてくるの眠りに入ると言われてますがそういう事なのかなと、当時は思ってました。)
30分も経たないうちに触ると少し膨らんでいるのがわかる位の大きさまでにひき、数日で赤みもなくなりました。初めての経験でその時は私もしばらく動揺していたので、同じくAcon.をリピートしました。おでこの腫れも気持ちもこんな早くおさまるなんてびっくりしました。5年後の今もすくすくと元気に育っています。 - 幼少期の受けた心と体の傷(CH11期 仲宗根希世乃)
レメディー:Led.
授業で習ったレメディを試そうとLed.をとりました。すると6才の頃に5㎝くらいの釘を踏んだ事を思い出し、数日とり続けると釘を踏んだであろう場所にかさぶたのようなものができ始め少し膨れてきました。そしてあの頃の感情が蘇って、涙が出てきました。
母:お母さんがここに釘置いた事お父さんに内緒ね、怒られるから。当時の父は短気で暴力的で怒り出したら自分でも制御できないくらい暴れまくる人だったので、母はそれを恐れていました。それでも、子どもが怪我して泣いているのに第一声がそれかと子どもながらに悲しかったのを思い出しました。小さな砂糖粒一つで一瞬にしてタイムスリップし、思い出させてくれ傷が残っている事を教えてくれるホメオパシーって本当に素晴らしいなと実感できました。 - インチャ癒し(慢性的な悲観と苦悩)(CH11期 仲宗根希世乃)
レメディー:Nat-m.
ホメオパシーin Japanを読むと、自分はNat-m.かもとおもいとってみるとよく泣くようになりました。前までは泣く事を必死で堪えて頭が痛くなり自分が何が好きで何をしたいのか分からなくなっていました。泣く事を我慢するのをやめると自分が分かるようになり自分の人生を生きられるようになった感じがします。大人になっても母親のために生きていたのだと分かり、私以外にも同じようなおもいを持っている方も多いと思うので体だけでなく基本キットでもインチャ癒しができるという事をたくさんの人に知ってもらえたら嬉しいです。 - 急性の顎関節症(CH14期 吉見英未)
レメディー:Ign.
お正月のある日、叫びたいくらいの怒りを押し殺して、歯を食い縛ったら、キーンという耳鳴りと共に右の顎関節に強烈な痛みが走り、口が少し空いたまま、顎関節が動かなくなりました。その痛みと怖さで、立ち上がり、キッチンに置いてあるレメディーキットからIgn.(イグネシア)30Cを1粒とり、1分毎くらいに3〜4回リピートしました。色んな思いが混ざり、泣きながら……。10分後くらいには、顎関節は動くようになり、痛みも消えて、元通りになりました。自分の急性の症状にも、イグネシアの効き目にも驚きました!イグネシアは、”悲しみに合うレメディー”です。その日の怒りの原因は、理想と現実のギャップでしたが、怒りの元にある”悲しみ”にヒットしたのかな、と思います。『顎関節症にはイグネシア』と記憶にあって、よかったです。 - 慢性副鼻腔炎の症状が改善したケース(CH11期 三嶋健之)
レメディー:Merc. Hep. Puls.
わたしは以前より、1年を通して慢性副鼻腔炎の症状に悩まされていて、しばしば慢性副鼻腔炎の蓄膿により顔や目の奥の痛くなったり、もしくは、鼻の奥にできものができたり、朝起きてすぐに粘っこい鼻水が止まらなくなったりしていました。そのような時に、Hep. (ヘパ ソーファ)、Merc.(マーキュリー) 、Puls.(ポースティーラ)を10分程度の間隔を空けて摂ることを2~3日続けると、症状が改善し、とても楽になることが多くありました。ここ数年、花粉症の季節には花粉症関連のサポートチンクチャーや適合するレメディーも合わせて摂ってきましたが、今では花粉症も慢性副鼻腔炎も症状は大きく軽減しています。
使用レメディー:
・Hep. (ヘパ ソーファ)
・Merc.(マーキュリー)
・Puls.(ポースティーラ)
まとめ:Hep.は「膿みの停滞」が特徴で、Merc.とともに腺の腫れ・炎症に適合し、Puls. も濃い分泌物や鼻汁に適合しますので、この3つは慢性副鼻腔炎の症状軽減にとてもいいと思います。 - 切り傷にアーニカを使った体験談(CH15期生 豊田千晶)
レメディー:Arn.
包丁で小指の先を少し切ってしまい、結構出血したのですが血が止まるまで圧迫してとりあえず血が止まりました。そこで、ケガにはアーニカだ!と思い基本キットからアーニカ30Cを1粒とりました。レメディーをとって30秒位すると、傷が再度開いていないにも関わらず、傷の隙間から出てきたのかまた結構な量の血が出てきました。少し滲み出てきたという感じではなく、なぜかまたもう一度切って出血したかのような量でした。
考察:そこで、アーニカは血行を促進してくれるレメディなのかな?血流の促進により再度出血したのではないかな?と思いました。そして、アーニカの止血効果には疑問を感じました。アーニカに止血作用があったとしたらレメディを摂った後に再度こんなに出血することが不思議だからです。一度だけの体験なので確信はないのですが、アーニカを使う際に参考になればと思い体験談を共有させて頂きました。そして傷の方は、カレンデュラと時間を置いてから改めてアーニカを摂ったらとても綺麗に治ってくれました。 - 捻挫がレメディー2粒で改善したケース(CH13期 さとうみき)
レメディー:Ruta.
50代女性Aさん 朝、仕事に行く時に右足首を捻ってしまい歩くのも辛く 痛みで困っていました。そこでホームキットからレメディーをとりセルフメディケーションしたところ 痛みが和らぎ翌日には改善しました。ホームキット初心者のAさんの感想は→『捻挫は日にち薬で時間と共に軽快するイ メージでした、翌日には症状がなくなって驚きました。レメディーで良くなるんだ ね、ありがたいです!』
使用レメディー:ホームキットからRuta(ルータ)2粒
まとめ:Ruta(ルータ)植物ヘンルータ小さな関節(手首 足首 指) 腱や骨の痛み(捻挫、アキレス腱を痛めたとき)のNo1レメディー動くと悪化
身体だけでなく心の『自分を責めやすい』感覚にも作用
足首や腱にかかわる捻挫にRuta(ルータ)が適応し合短時間で痛みが改善しました。 これによりホームキットを持って自分でケアできる安心感がえられ、Aさんのホメ オパシーへの信頼感もさらに深まったように感じられます。 - 吐き気、嘔吐が半日で改善した(CH13期 渡邉典子)
レメディー:Ars.
40代女性 夕方から、全身の怠さから始まり、食欲不振、微熱がありました。少し前に娘が同じような症例になったため、風邪をもらったかなと思い、Free-p.Aco.Chin.をとり、寝ました。夜間に吐き気が強くなり、嘔吐、Ip.をとり横になるも吐き気あり眠れずArs.をとりました。その後、寝たようで、起きた時には汗をかき(熱もでたかもしれません)吐き気もだいぶなくなっていました。次の日の仕事も問題なく行け、ご飯も食べられるようになりました。 - ウニに刺されて以来の1か月に及ぶ熱、腹痛、頭痛、倦怠感のケース(CH13期 藤本起世)
レメディー:Apis.Calen.Bell.Mag-p.Sulph.Nux-v.Bry.Chin.Sep.Calc.
夏休み最後の週に、家族で海水浴を兼ねた旅行に行き、海水浴中にウニに刺されて以来の症状です。
1日目:ウニに刺される 足裏の激痛 AAA apis calen led Cクリームで表面上の傷が回復。
2日目:マグロの寄生虫?にやられて激痛の腹痛、下痢 夜からの微熱が始まる。cina bell kali-p mag-p sulfとって就寝。朝は一時回復
3日目:イチジクの実をとるため、素手で葉を触ったところ、手のひらがかぶれ始める。数日後真っ赤に腫れ激痛で何も触れなくなる。
この後、頭痛で頭ががんがん、腹痛は痛みが移動して寄生虫がうごめいているのを感じ、体がだるすぎてずっと横になってないといけなくなりました。
夕方になると37.3で始まり、38度を行ったり来たり。
・china cina bell kali-p mag-p sulf Φ熱さまし Φ肺炎
・血液をきれいにするMT)echi calen mill
・野菜と土のためのミネラル活性液(寄生虫によいcinaが入っていたので)
・腸内環境のため 豊菌グルト
・解毒のために基本キットよりnuxvとsulf
・頭痛にbellとbry
・間欠熱にchinaを水ポにして一日かけて飲みました。
よくなったり悪くなったりで2週間ほど続けました。この間病院にて血液検査をし、炎症の数値のCRPは9.0、病院での処方は抗生剤でした。レメディーにはレメディー版抗生剤があるのでそちらで代用。腹痛はだいぶ治まり、今度は空咳が出始め、呼吸もしずらく、熱と頭痛は引き続きあり風邪っぽい症状だったのでphos rx-en rx chroni.inf TS-34 bac を追加でとりました。2週間ほど続けました。症状は停滞気味、何が足りないのかわからずTBRをやり直しました。症状を入れるとarn sulf mercがトップに出てきました。
朝:merc30c 基本キット
昼:menin hemo-inf bac tetan 頭ががんがんだったので髄膜炎レメディーと、傷からの体全体の炎症に破傷風レメディーをyoboキット
夜:arn200c キッズキット
随時:Φ損傷 + ferr-p + calc-s + kali-m + nat-m + kali-p + selen 解毒のレメディーをバイタルキットより
翌日は朝起きると頭の中の霧のようなもわもわっとしたものがとれてました。夕方からの熱はまだあります。
翌翌日よりすべての症状が治まりました。いつも長引く咳がぴたっと止みびっくりしました。
そしてその翌日より脇腹に大量の湿疹発生。
日中は痒みなし、汗をかいたり、お風呂にはいると 痒くて痒くて 胸、わきの下まで広がっていきました。
基本キットより:rhust とcarb-v herps-z変化が見られず TBRやり直して
基本キットより:sepとcalc herps-zで2日後より 痒みや赤みがほぼ治まり、現在回復期です。
反省と考察:初日にとったレメディーやマザーチンクチャーたちを1日で治まったからといって終わらせてしまったために、広がってしまい反省しています。何か起こったらAAA、そして今回数回にわたる刺し傷があったので、せめて1週間は続けていたら結果が違っていたんではないかと思います。旅行中で疲労気味だったこともあり腸内環境も偏っていた為に真菌がはびこりやすい状況だったかと思います。arnと言えば打撲と思い込んでいましたが、基本キットやトラベルキットに入っているarnは、MMに記載通り、刺し傷にも咳にも高熱にも髄膜炎にも呼吸困難にも、私のすべての症状にヒットし、改めて基本キットをもつ大切さを実感しました。そして症状の原因、なにがきっかけで今の症状が出ているのか突き詰めることは、レメディー選びにとても重要であるとわかりました。 - 切断を示唆された猫の脚が回復した症例 (ファミホメ13期 野原祥子)
レメディー:Ferr-p. Mag-p. Calen.Arn.Hyer.
ミミ(10歳・雌)
経過:5月20日、左前足に深い損傷が見られ、足を地面につけられない状態でした。トラバサミのようなもので挟まれた可能性がありました。飼い主である義母が動物病院を受診したところ、「足を切ることになるかもしれない」と告げられ、大変落ち込んでいました。ミミは普段、母屋にたまに現れる“レアキャラ”で、どこかでもご飯をもらっているのか、数日帰ってこないこともあります。なかなか会えない中でしたが、急いで以下のレメディーを与えました。
使用レメディー:
・Pyrogen.200C(腐り)
・Ferrum phos.30C(炎症)
・Mag phos.30C(痛み)
・Calendula.30C(傷、怪我)
・Arnica.30C(怪我)
・Hypericum.30C(神経まで達する怪我)
経過・結果:足をつけない日が続いていましたが、次第に元気な姿を見せるようになり、歩く様子も確認できるようになりました。えぐれていた部分の肉は少し減り、脚全体もやや小さくなりましたが、現在は怪我をする前とほぼ変わらないほど元気な姿を見せています。傷の様子も安定し、回復が見られます。不思議なことに、怪我の回復後は以前よりも人懐っこくなり、穏やかな表情を見せるようになりました。 - 怪我と心のショックに頼れる常備レメディー(ファミホメ13期 野原祥子)
レメディー:Calen. Ferr-p.🩹何はなくともAAA(トリプルエー)(アコナイト・アーニカ・アーセニカム)
アコナイト、アーニカ、アーセニカムのコンビネーションレメディー(AAA)は、我が家で怪我やショック時に欠かせないレメディーです。転倒や切り傷などの身体的な怪我だけでなく、突然の出来事による心のショックにも助けとなっています。自分や子どもが切り傷を負った際には、まずAAAをとり、傷口を水で洗い流したあと、スパジリック ビーCクリームをたっぷり塗布します。出血が続く場合は絆創膏を貼って保護し、そのままにしておくと、傷あとも残らずきれいに治ります。心のトラウマのような反応も残らないため、本当に心強い常備レメディーです。当日または翌日以降には、必要に応じてCalendulaやFerrum phosなどを追加でとるようにしています。
備考:スパジリック ビーCクリームは、大きいサイズを家に常備し、最小サイズはペンケースに入れて持ち歩いています。唇が荒れたときにも使える万能クリームで、安心しておすすめできるアイテムです。猫が怪我をした際にも同様にAAAを使用し、落ち着いた様子が見られました。家族全員に安心をもたらしてくれるコンビネーションレメディーです。 - 膀胱炎による症状(血尿、痛み)が改善したケース(CH11期 三嶋健之)
レメディー:Canth.Mag-p.Staph.
58歳女性のケースですが、突然の血尿と排尿時の痛みの緊急相談に対して、Canth.(カンサリス)とStaph.(スタフィサグリア)、Mag-p.(マグフォス)を摂るように伝えました。「夜寝る前に摂ったところ、夜間での排尿時には症状は少し軽かった」とのことで、翌日には病院で処方された薬も飲んだらしいのですが、2~3日でかなり改善したとのことでした。症状が出てすぐに摂ったレメディーの効果を感じさせてくれるケースでした。
使用レメディー:
・Canth.(カンサリス)
・Staph.(スタフィサグリア)
・Mag-p.(マグフォス)
まとめ:Canth. は膀胱炎のNo.1と言われていて、Staph.(スタフィサグリア)も膀胱炎にいいです。かつ、痛み全般のケアのためにMag-p.を摂ってもらいました。 - 車移動の疲れに (CH16期 佐野園依)
レメディー:Arn. Gels.
車などで長距離移動するお出かけの際、ずっと座っていると血行が悪くなりがちです。そんなときは血流を調整してくれるArn.と、だるさによいGels.も水筒に入れてチビチビ飲んでいると、疲れ知らずで遊べます。子どもが疲れてぐずることも減りました。
排卵痛に
レメディー:Calen. Mag-p.
排卵で下腹部が痛むとき、卵巣を破って卵子が出てくる傷と考えてCalen.と、痛み全般によいMag-p.を摂ると楽になります。
陰部のイボ
レメディー:Canth. Cクリーム
子宮頸がん検診を受けた際に、外陰部の横にイボがあり、「じきにはでて痛いだろうから、そのときは婦人科へ行ってね」と指摘されました。
生殖器によいレメディーといえばCanth.と思い、4日ほど続けて摂り、患部にはCクリームを塗りました。すると、はでることなく縮んで消滅しました。