抑鬱と不安のような精神症状を持つクライアントにサポートNoh-Kohを使用すると、鼻からの排出をきっかけに状況が好転していくことが多かった。また、記憶の低迷状態が改善することをもたらす例もあり、このサポートレメディーの有意性を表している。脳と鼻の密接な関係性を説明しつつ、4例のケースを挙げる。
またこれとは別に、アルコール依存と対人恐怖などが嘔吐をきっかけに好転したケースを紹介し、それにより嘔吐の必然性を勘案する。
これらの2パターンのケース群から、鼻や口などの開口部からの排出による脳のトラブルが好転していく情況を見ることができる。消化の問題である嘔吐、呼吸器の問題である鼻の分泌が別の側面を持っていることを考察することができるのではないだろうか。
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