「様々な疾患症状の改善における肝機能の関りについて」松尾敬子

松尾敬子(まつおけいこ)

これまで様々な健康相談会を行って来て、予防接種や薬害の問題、環境の問題、心の問題など肝臓に影響を与える要因はたくさんあり、多くの方が肝臓を患っているとのことで、今回は肝臓の疾患のケースを取り上げられました。

肝臓疾患による症状は、疲れ、不眠、頭痛、耳鳴り、口臭、視力障害、糖代謝、血圧の問題、怒り、イライラの心も問題、ホルモンやコレステロールなどの関係等多岐にわたります。

今回は肝臓疾患の3ケースに関して紹介されました。ケース1は68歳女性のクライアント、主訴は肝臓疾患、胆石、ケース2は70歳女性のクライアント、主訴は肝臓疾患、だるさ、ケース3は73歳女性のクライアント、主訴は糖尿病。どの方も血液検査での肝臓の疾患を表す数値が基準値の数倍で大きく外れており、様々な症状を呈していました。

何回かの健康相談会を通してホメオパシーの肝臓、胆嚢、膵臓サポートに加えて、それぞれの方に適合したレメディーをとることで、どの方も肝臓の疾患を表す数値が基準値内、正常値になっていき、それとともに、体のだるさや鼻炎、浮腫、鼻炎、便秘、糖尿病や、心の自己否定感や落ち込み、悲しみ、イライラなど、体と心ともに明確に改善していきました。

今回の発表は肝臓疾患が他の様々な症状と関係していること、そして肝臓の機能の改善を図ることにより、肝臓の数値のみならず、関係していないと思われるその他の不随症状も改善していることを示してくれました。また、肝臓の血液検査数値が段階的に明確に示されており、ホメオパシーでの対処の効果が定量的に示された素晴らしい症例となりました。

発表者

松尾 敬子(R5)のアバター 松尾 敬子(R5) 日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)会長/JPHMA認定ホメオパス

2018年1月、JPHMA設立以来20年会長を務めてきた由井寅子現名誉会長を引き継ぎ、第2代JPHMA会長に就任。
日本ホメオパシーセンター埼玉日高 センター長、カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)講師を務める。ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー(RAH)5期卒業。

第22回JPHMAコングレス大会長
資格:JPHMA認定ホメオパスNo.0153/JPHMA認定アニマルホメオパスNo.A0012/英国ホメオパシー医学協会(HMA)認定ホメオパス No.1188
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