弟のアトピーをきっかけに家族で相談会にかかり不登校の姉弟が進学したケース | 工藤聖子 | 第25回
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大会レポート
本発表は、弟のアトピーをきっかけに家族でホメオパシー健康相談を受けられたケースでした。
不登校だった弟と姉がまずホメオパシーを始め、仕事中心でこれまで子供にしっかり向き合えていなかったというお母様も自分が変わる必要があると相談会を受けられました。
これによって家族内に変化が起こり、家族が話し合うことで、これまでお互いに抑えてきた感情もしっかり表現できたことで引きこもりがちだった姉弟共にそれぞれ高校・大学へ無事に進学を果たされました。
このようにみると、やはり病気として表れている身体症状は、抑えてきた感情や表現できていない本音の代替であると分かります。弟さんのアトピーはまだ完治に至ったわけではありませんが、ご自身の中でもアトピーの痒みと母親にもっと気にかけて欲しいという願いとの繋がり、また一方で、兄姉のことで手一杯の母を心配させたくないという無理をしていたことに気づけたことで心から楽になり、今後、アトピーも改善していくことが期待されます。