本当の自立を教えてくれたインチャ癒し | 坂田麗湖 | 第25回
大会レポート
当初、自分も多少インチャがあるだろうからインチャコースを受講しました。
受講中、子供時代の悲しく辛い思い出を封印して生きてきたことが分かり、思い出す度に自分のことがみじめに感じることがありました。自分の陥りすいパターンの根本原因が分かりました。
自分が育った家庭は普通と思いたかっただけで普通ではなかったと感じました。親は私に何とひどいことをしてくれた。私はずっと自信がなく自己肯定感も低かったのは、親たちが自分を大切にしなかったからそれが現実になっていたのだ。と怒りがわいてきました。そして、年老いた母に辛かった出来事や自分の思いは無視され続けてきたこと等をぶちまけてしまったとのことです。
母は自分を「親不孝者!」と言い、私は、子ども時代にしたことは謝ってほしいと言い、その後も、折に触れて謝って欲しいと伝えましたが「謝ることはできない。」とのことでした。
そのことを通して、「自分が欲しい愛情をもらいたい!」とそのことばかりにとらわれていたとのことに気づきました。
母は、自分が欲しい愛情表現はしてくれないけど、母は母なりに気にかけてくれていたり、孫の面倒を一生懸命みてくれたり、愚痴もこぼさずやってくれました。
子どもの気持ちに寄り添えない親と思ったけど、自分こそ母の気持ちを想像することができていなかったかもしれない。
自分の硬くなった心だったから母の立場を想像することが出来ずにいたことに気づいたとのことで、一年間かけてインチャ癒しのコースを受講したことで、普通の生活ではたどり着けない境地までインチャ癒しができたとの発表でした。