基調講演 | 日本が亡国にならないために(1) | 由井寅子 | 第26回

由井寅子
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大会レポート

由井寅子大会長の1日目の発表が行われました。

由井大会長はこれまでホメオパスとして、患者さんの体・心・魂の三位一体で治癒したいと願い、ハーネマンさえ手をこまねいていた誤った信念から生じる病気を治癒に導くにはどうしたらいいかと悩みました。魂の救済までするためには、本人の過去世や先祖も含めての、誤った信念、カルマや残留思念などの神因を知る事が必須だと思い、日々のたゆまぬ行によって神道の奥義を究め、神様からのメッセージを直接受け取れることができるようになった導師に師事し、由井大会長自身が修行して22年目となりました。

冒頭では由井大会長の導師様が大事なことを皆様に知らせるようにとの事で重要な情報を皆様にお伝えしました。
今後起こり得る農業危機、食料危機についての情報と、災害、戦争、食糧難、パンデミックに備えるための対策について由井大会長が提案しました。

ケースは807gの超低出産体重児障害として生まれた子供に対して病理、栄養面、マヤズム、霊性的観点から統合的にアプローチを行ったZENホメオパシーによる治癒症例。
807gで産まれた子が帝王切開で産まれ、3度の呼吸停止、NICUに入るなど大変な出産でした。その後の子育て期においても、本当の気持ちを話せる人がいなかった、とクライアント様。
子供の頃学校では虐められ、仲間外れにされ、母親には厳しく育てられ、弟ばかり可愛がられ……。
「あなたはやっぱり辛い人生だったと思いますよ。誰も助けがなかった、君には」と由井大会長。
そして子供は相談会中、愚図り、怒り、睨み、大騒ぎをする場面が。

由井大会長は相談会中、クライアント様母子のそれぞれの気持ちを受け止めて、言葉がけを行います。
そして霊的見解に基づいたアプローチを行います。

クライアント様には先祖代々から受け継がれたカルマが影響を及ぼしているようです。
レメディーの選択においてもホメオパシー的、霊性的、両方の側面から行われました。

次の相談会では元々の主訴が大きく改善。

体重も身長も脳の発達も大きく成長し、穏やかな優しい性格になりました。
聖水・祈りのレメディーを中心としたZENホメオパシーの力ももちろんのこと、クライアント母が豊受の様々な食べ物をお子様にあげて、この子の成長は促されました。
「豊菌グルト、フィトパワージュース、ババジスープにお味噌を入れたスープ、豊受麺、天日干し組合、パイナップルと空心菜のスムージーが特に好きです。 」とのこと。
お子様の見違える改善に会場からも拍手が送られました。

最後に由井大会長からの言葉。
このケースから学ぶことはどんなに難しい病気や困難な状況でも、神の叡智である自然な法則を取り戻し、人事を尽くして後は御神仏様に任せて天命を待ちましょう。
それはこれからの未曾有の時代に向かう私達に向けられた言葉でもあります。
その後も由井大会長のメッセージは続きます。

「神は敗北を尊ぶ」「人生は負けるためにある」「人事を尽くして天命を待つ」ー

一言一言に想いを込めて、私たちに届けて下さりました。
由井大会長、本日、1日目の発表をありがとうございました。

由井寅子

発表者

由井寅子 名誉会長のアバター 由井寅子 名誉会長 日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)名誉会長/カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom)名誉学長/日本豊受自然農株式会社 代表

昭和28年生まれ、愛媛県出身。日本にホメオパシーを広めた第一人者。
英国で潰瘍性大腸炎に倒れ万策つきたと観念した時、ホメオパシーと出遭い症状が完治する。
その後、英国でホメオパシーを学び、日本人で初めて英国ホメオパシー医学協会(HMA)のホメオパスに認定される。
帰国後は日本でのホメオパシーの普及に尽力。
ホメオパシーの実践とハーネマン研究で海外から高い評価を得て、21世紀のホメオパシーを牽引する指導的なホメオパスとして活躍している。
とりわけ発達障害や自己免疫疾患など現代医学で治癒しない難病を驚異的な改善率で治癒に導く「ZENホメオパシー」は世界的に注目されており、海外で多くの講演に招待されている。
ホメオパシー学術誌『The Homoeopathic Heritage International』(B. Jain Publishing House)の国際アドバイザー。
著書・訳書多数。著書は英語、ドイツ語などにも訳されている。

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