血管肉腫で断脚を余儀なくされたが力強く生き抜いたM.シュナウザー | 福岡 成海 | 第26回

福岡成海
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大会レポート

福岡成海ホメオパスは「血管肉腫で断脚を余儀なくされたが力強く生き抜いたM.シュナウザーのケース」を発表。
散歩が大好きなので、外に出ると元気に歩いたり走ったりするのだが、家の中で後ろ脚を上げていたり、びっこを引いたりするようになったため、動物病院を受診。精密検査をすると、血管肉腫で即刻断脚を勧められました。

福岡ホメオパスは血管肉腫は転移しやすいということ、またご自身の過去の愛犬も同じ病気で脚を切断することになったが、痛みを抱えたままよりも、切断した後の方が脚が一本ないとは思えない程の元気さだったという経験から、クライアントに手術を勧めました。

その後、抗がん剤治療については、相談者の奥様とそのご主人で相談の上一度は受けてみたが、やはり副作用によるものか、一気に弱ってしまったため、ご主人も抗がん剤治療は断念され、あとはホメオパシーによるケアで人生をより良く全うできることに注力することになりました。

血管肉腫の場合、転移がほぼ免れないため術後も余命は半年ほどと言われるところ、3本脚で山登りも果たし、術後1年半、元気に犬生を全うできたという感動のケースでした。すべて自己治癒力を頼りにするのではなく現代医学の力を借りるところは借り、何が一番、愛犬とご家族にとって最善なのかを共に探っていく福岡ホメオパスの思いに動物への深い愛情が感じられました。

福岡成海

発表演題のポイント

M.シュナウザーのシェリの飼い主さんから、後ろ脚を床に付けていないことがある、という相談がありました。病院で診てもらうと、血管肉腫と判明。後ろ右脚の骨がすでに壊疽していました。この痛みたるやただ事ではなく、病院からは即刻断脚手術を勧められ、私も賛成しました。転移を防ぐ為でもあります。以前、私の犬も同じ疾患で断脚をしたのですが、断脚して正解だったという経験があるので、断脚には賛成です。とはいうものの、飼い主さんの不安は相当なものでしょう。

術後、3本脚とは思えぬ元気っぷりでしたが、抗がん剤を勧められ、飼い主さんは一度やってみると決断。ところが、抗がん剤によって死んでしまうほど衰弱したため、その後は

レメディーのみで対応。登山をしたり元気に過ごしていましたが、転移が発覚。

血管肉腫の術後の寿命をはるかに超えていたので全治したと思えたのですが、その後、残された命を飼い主さんと共に力強く生き抜きました。

福岡成海

発表者

RAH12期
JPHMA認定ホメオパスNo.0741
ZENメソッド修得認定No.0053
JPHF認定インナーチャイルドセラピストNo.0054
JPHMA認定アニマルホメオパスNo.A0103
HMA認定ホメオパスNo.1595
所属:日本ホメオパシーセンター神奈川厚木

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