能登半島地震現地からの報告 | 森博康 | 第25回
大会レポート
元旦の能登を襲った最大震度7の地震は、犠牲者240名以上、住宅被害8万棟、避難者最大3万4千人、大規模な火災と津波も発生し、1分間で4メートルの地殻が隆起したと、被害の状況から報告ははじまりました。
震災後すぐにJPHMAからの支援物資が届き、この迅速な対応は何より助けになったそうです。
また、ホメオパシーセンター石川金沢では、ブログやメールで被災者へレメディーの無料提供や無料簡易相談の実施を呼びかけ、のべ40名を超える方にサポートチンクチャーやレメディー、非常食やキットなどを提供できたとのこと。
今回の経験で、症状が急性であればあるほどレメディーが即座に作用すると実感したことと共に、よりレメディーの力を引き出す体の動かし方などもご紹介くださいました。
来年以降も数々の災害が待ち受けているでしょう。ホメオパシーは被災者の心と体をいち早く癒すツールです。越中富山の薬箱のように、一家に一台、ホームキットを置いてもらえるように、応急レメディーの普及や浸透ができるよう力を尽くしたい、と報告を締めくくりました。
メッセージ
第25回JPHMAコングレス記念大会の開催おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。 四半世紀にわたり、ホメオパシーの普及と発展に尽力されてきた寅子先生をはじめ、JPHMAの皆様の努力と情熱に深い敬意を表します。これからも、日本におけるホメオパシーのさらなる飛躍と、ホメオパシーを通じて健康で幸せな社会が広がることを強く願っております。
発表演題のポイント
2024年元旦に発生した能登半島地震において、1月下旬から毎月現地を訪れています。被災された方々の心身のケアを目的としたリラクゼーションマッサージの活動と、必要な方にはJPHMAから寄付していただいたレメディー類などをお配りしてきました。私自身このようなボランティア活動に参加するのは初めてのことでしたが、多くの学びと貴重な経験をさせてもらっています。少しですが現地での様子などご報告させていただきます。