咳が止まらなくなり、病院でステーションの肺腺がんと診断された。イギリスではヒーラーがホメオパシーと同じく国家資格となっており、医師、ホメオパス、ヒーラーが協力して、病気の治療にあたることもある。そのイギリスのヒーリングカレッジでプラアクティショナーコースを学んだクライアントは、ホメオパシー、ヒーリング、抗がん剤で治療していくことを決断し、相談会を開始する。
クライアントは、感情が波立つことを避け、抑圧した感情を開放することに罪悪感があった。そのため、毎日呼吸を整え、自分の感情を見つめ、インナーチャイルドを癒し、日々の気づきを日記に記し、瞑想し、マントラを唱えるなどの自己ヒーリングの実践に抵抗があった。週に2回ヒーリングを受けながら、相談会では自分の感情を受け止めていくことの大切さを確認し、抑圧した感情を感じ、インナーチャイルドを癒すこと、そして、自己ヒーリングを毎日実践することの必要性を理解してもらう。
その結果、比較的短期間で抗がん剤を使用しながらでも、肺がん、咳が改善した。そして、この病気のベースにあった自分の奥深くに眠っていた悲しみを手放すことができ、毎日感謝して日々を過ごすことができるようになった。病気のベースにある心の問題をしっかり観ることの重要性がわかる発表でした。