大会レポート
今から約90年前、イギリスの医師エドワード・バッチ博士によって生み出されたフラワーエッセンス。バッチ博士の生誕140年、没後90年という節目の年に、フラワーエッセンス研究家の東昭史氏が、その歴史と日本ならではの活用法について紹介します。
東氏が注目するのは、季節とともに移り変わる花の姿です。日本には一年を通してさまざまな花が咲き、それぞれの季節に異なる色や表情を見せます。こうした自然の変化と人の心や身体との関わりを見ながら、フラワーエッセンスをどのように取り入れていくのかを考えていきます。
講演では、春に咲く黄色い花、秋に見られる紫や青の花など、花の色にも目を向けます。季節ごとの花を、その時期の心の状態に合わせて使う方法に加え、東氏が研究してきた「誕生月のエッセンス」という考え方も紹介されます。
生まれた月に咲いていた花を、自分自身のタイプレメディーとして捉えるというものです。1月のヤブツバキ、2月のオニシバリ、4月のニワトコなど、12か月それぞれの花を取り上げ、その植物の特徴や花にまつわるテーマを、実際の写真とともに見ていきます。
単に「この花にはこの作用がある」と覚えるのではなく、花が咲く季節や色、植物そのものの姿から、フラワーエッセンスをどのように捉えるのか。
自然の中にある花を改めて見つめながら、自分が生まれた季節の花にはどんな意味を見いだせるのか。バッチ博士の思想から日本での新たな展開まで、フラワーエッセンスの世界をじっくりたどる講演です。

