JPHMA認定ホメオパス ステージ発表(1) | 第27回

目次

長年の姑のプレッシャーから自我を無くしかけていた女性が皮膚症状の悪化と水のレメディを通して生き直すきっかけを育んだケース

髙島亜希代

外では感じのよい人として振る舞いながら、家庭では“女王様”のように振る舞う姑。その姑から長年にわたって女中のように扱われ、強い恐怖の中で暮らしてきた51歳の女性のケースです。常に気を張り続ける生活に疲れ果て、実年齢より10歳ほど上に見えるほど、心身ともに消耗していました。

そんな状況が大きく動き始めたきっかけは、限界に達した次男の不登校や家庭内暴力でした。相談会では、長い間押し込めてきた感情に目を向けるため、水のレメディーを中心に選択。すると、それまで恐怖の中に閉じ込められていた怒りが表に出るようになり、全身に激しい湿疹が現れました。

カウンセリングを重ねる中で、被害者としての思いの奥にあった「自分自身への怒り」にも少しずつ気づいていきます。湿疹が改善していく一方で、恐怖のテーマは消化器症状や疲労へと形を変えながら現れ、その過程で彼女はついに、人生で初めて姑に対して「ボイコットする」という行動を起こします。すると、夫や家族との関係にも変化が見られるようになりました。

現在は旅行やアルバイトを楽しみ、以前とは見違えるほど若々しくなった彼女。その変化に至るまでに何が起きていたのか。無意識に抱えていたインナーチャイルドや信念に、どのように気づいていったのかを、実際の経過とともにご紹介します。


難治性肛門疾患がZENホメオパシーで改善したケース

櫛田美智恵

不登校や強い無力感を抱えながら、肛門括約筋が破壊され、多量の膿を排出し続ける難治性の肛門疾患に苦しんでいた16歳の少女。クローン病由来の可能性も指摘され、相談会を始めて1年半が経っても、なかなか大きな変化が見られない状態でした。体は次第に衰弱し、生理も止まるなど、本人にとって非常に厳しい時期が続いていました。

大きな転機となったのは、ホメオパス自身が霊性学を深め、目の前の症状だけではなく、その背景にあるものへと視点を広げたことでした。

幼少期から続いていた両親の不和、そして一族が日本古来の信仰を失ってきたこと。そこから、家系に残された未解決の想念を自らの体で受け止め、流れを止める「玉止め」の役割を持って生まれてきたのではないか、という見方に至ります。

戸隠神社や富士山本宮浅間大社などの聖なるレメディーを選択し、自分自身の役割について紐解いていく中で、少しずつ状況が動き始めました。激しい膿や炎症が落ち着き、組織も回復。精神面でも大きく変化し、自分で収入を得て相談費を支払えるまでに自立していきます。

「過去を嘆くのはお終い。これからは自分を生きます」

そう話すまでになった彼女が、長く続いた心身の苦しさからどのように抜け出していったのか。その経過を、講演で詳しくお伝えします。


コロナワクチン4回接種後発症した緑内障と記憶力低下、慢性的歯ぎしりからの脱却

森本道子

30代男性のケースでは、コロナワクチンを4回接種した後に緑内障を発症。さらに、激しい食いしばりによる顎の腫れや記憶力の低下、離人症様の症状にも悩まされていました。

一方で、職場では上司の失敗の責任を負わされ、左遷されても人を恨むことなく、自分よりも周囲を優先するという生き方を続けていました。いわば「究極のいい人」ともいえる彼の内側には、どのような思いがあったのでしょうか。

相談会では、ワクチンによる医原病へのアプローチとともに、精神面にも目を向けました。「これほどまでに食いしばってしまう怒りや悲しみは、どこから来ているのか」。そこを丁寧にたどっていくと、5歳のときの両親の離婚と、そのときに泣くことのできなかったインナーチャイルドの傷が浮かび上がってきました。

比叡山延暦寺・横川中堂や弘仁寺などのスピリットウォーターレメディーを取り入れ、自分を後回しにする生き方から、自分自身を大切にする方向へと意識を変えていきます。

その後、緑内障の視野が広がり、顎の腫れや頭痛、記憶力にも変化が見られるようになりました。「残業せずに帰れるようになった」という言葉にも、これまでとは違う生き方を始めたことが表れています。

身体の症状だけでなく、生き方そのものが変わっていったこのケース。その過程を、実際の経過を追いながらご紹介します。


皮膚が変わり、世界が変わった。-10年来のアトピー様皮膚症状が改善した19歳男性の一症例

佐藤文子

10歳の頃からアトピーを発症し、強力なステロイドを使い続けてきた19歳の男性。就労準備によるストレスをきっかけに症状が激しく再燃し、赤くジュクジュクした湿疹がほぼ全身を覆う状態になりました。

数時間おきに襲ってくる激しい痒みにイライラし、思い通りにならない自分の体に絶望する日々。「生きているのがしんどい」と口にするほど、本人にとってはつらい状態でした。

TBRによるレメディー選択と、波動測定器QX-SCIOによる遠隔セラピーを始めると、数週間ほどで肌が乾き始める変化が見られました。しかし、ここからがこのケースの大きなポイントでした。

身体の変化とともに、それまで長く抑え込んでいた感情も一気に表に出てきます。暴言や母親への暴力、「死にたい」という言葉。家族にとっても非常に厳しい時期でしたが、ご両親は二人で支えながら、本人の変化を見守り続けました。

その時期を越えると、肌は徐々に落ち着き、ウロコ状だった皮膚も細かな落屑へと変化。顔もきれいになり、重金属や体内毒素の排出を促すアプローチを重ねる中で、落屑や昼夜逆転、鼻詰まりなども改善していきました。

人との関わりに対する恐怖も少しずつ薄れ、現在では事業所へフルで通えるまでになっています。

症状が変化していく中で、家族はどのように本人を支えたのか。そして、身体だけではなく感情の変化をどのように見ていったのか。家族の協力という視点も含めて、詳しくご紹介します。


魂を浄化し、霊性を成長させるスピリットレメディー

片上敦子

「この子のことは、もう諦めています」

母親がそう話すほど、少年の癇癪や暴力は激しいものでした。思い通りにならないと白目をむいて暴言を吐き、自傷行為や母親への暴力が繰り返される毎日。未接種ではありましたが、父親のドラッグ歴や寄生虫、母親との過去世のカルマなど、さまざまな要素が絡み合った複雑なケースでした。

相談会を始めて2年半。デトックスを重ねることで少しずつ改善はしていたものの、ホメオパス自身も、ここからさらに大きく変わるのは難しいのではないかと感じていました。

ところが、18回目の相談会を境に、状況が大きく動きます。

下鴨神社・出雲大社の手水の水レメディーを取り入れると、問題行動が目に見えて減少。登校拒否をしている子どもを見て、「あれ、昔の俺だ。あの時は迷惑かけたね」と母親に謝るという、これまでにはなかった姿を見せるようになりました。

さらに岩船寺・羅刹天や観智院・虚空蔵菩薩のスピリットプレイヤーレメディーを取り入れると、周囲への接し方にも変化が現れます。

「難しかったらいいんだけど」

そんな相手を思いやる言葉が自然に出るようになり、学習面でも大きな伸びが見られました。母子分離不安も落ち着き、今春からは中学校へ元気に通っています。

そして23回目の相談会で、ついに「卒業」を迎えました。

長い時間をかけて、少年の内側で何が変わっていったのか。ウォーターレメディーからプレイヤーレメディーへと進んでいった経過とともに、その歩みを詳しくお伝えします。


女子中学生の脊柱側弯症が大きく改善したケース

森下千秋

中学校の健康診断で「脊柱側弯症」の疑いを指摘され、病院からコルセットの常用を勧められていた13歳の女子中学生。身体への介入をできるだけ少なくしたいというご両親の思いから、ホメオパシーの相談会が始まりました。

このケースでは、現在の身体の状態だけでなく、胎児期に経験した大震災への恐怖、歴代のペットとの死別、そして一族が抱えてきた悲しみや怒り、虚無感など、さまざまな背景にも目を向けていきました。

腎と骨に関わるテーマを考えながら、骨の軟化に対応するミネラル処方を行うとともに、自己否定を和らげる弥勒菩薩の祈りや戸隠神社中社の祈りなどの聖水・プレイヤーレメディーを導入。さらに、家系のテーマに対しては、馬頭観音のマントラをご家族に提案しました。

相談会を重ねる中で、前屈検査で確認されていた腰部隆起の差1.5cmが、4回、5回と進むにつれて見られなくなっていきます。レントゲンでも骨格の改善が確認され、医師からは「コルセットは不要になるかもしれない」と言われるまでになりました。

修学旅行の大浴場でも、以前のように周囲の目を気にすることなく過ごせたという彼女。その笑顔からも、身体だけでなく心にも変化があったことが伝わってきます。

このケースを通して、身体の症状だけを見るのではなく、その背景にある家族や感情のテーマにも目を向けることで、どのような変化が生まれていったのかをご紹介します。


38年間繰り返してきた結膜下出血が改善したケース

長谷川希生

55歳の建築家の男性が抱えていたのは、繰り返す右目の結膜下出血、ストレートネックによる首や背中の強い痛み、そして糖尿病でした。

これまでの人生をたどってみると、高校時代に目撃した父親の不倫をはじめ、結婚生活や仕事上の人間関係、信頼していた職員からの裏切りなど、「人に裏切られる」という経験が何度も重なっていました。

会社を経営する責任や、長年抱えてきた怒りやストレス。それらが身体のさまざまな部分に影響していると考え、目に現れている症状だけでなく、その背景にある人生のテーマにも目を向けていきました。

1回目の相談会では、TBRによるレメディー選択に加え、「信頼していた人に裏切られる」というテーマに重なるStront-c.(ストロンチウム)や、循環をサポートする血栓サポートを選択。すると、体力が戻り、睡眠の質も向上し、目の充血が起こる頻度も減っていきました。

2回目には、レーザー治療の影響をケアするSol-j.なども取り入れます。その後、頻発していた結膜下出血が見られなくなり、首や背中の痛みも改善。中性脂肪の数値にも変化が見られました。

目に現れた症状を入り口に、その人が長年抱えてきたものをたどっていくと、どのような変化が起こるのか。

働き盛りの年代が抱える慢性的な症状と、その背景にある精神的・霊的なテーマについて、実際の経過を追いながらご紹介します。


セルフメディケーションの時代へ ホームキットを使った体験症例

9年にも及ぶ緑内障の視野欠損が36基本キットとサポートチンクチャ―により改善に転じたケース

深澤智子

44歳で緑内障と診断されて以来、将来の失明への不安を抱えながら、9年間にわたって少しずつ視野が狭くなっていった52歳の女性。眼圧は正常でしたが、夕方から夜にかけて見えづらさが強くなり、つまずいたり、物を落としたりすることも増えていました。夜間の外出や運転もできない状態で、日常生活にも大きな影響が出ていました。さらに、母親、叔母、祖母も緑内障を患っており、家族にも同じ症状が続いていました。

ホームキットを使いながら自分自身の症状と向き合う中で、10代の留学中に大好きだった祖母を亡くした際の出来事が、心の奥に残っていることが浮かび上がってきました。葬儀に参列できなかった悲しみや怒り。そのときには涙を流すこともできず、長い間、抱え込んでいた感情でした。

基本キットのレメディーに加え、心身の状態に合わせたサポートチンクチャーなどを段階的に取り入れ、身体の変化だけでなく、長く抱えてきた悲しみにも目を向けていきました。

すると、9年間にわたって悪化を続けていた視野に変化が現れ、検査で初めて「視野が広がっている」ことが確認されました。その後は心の状態にも変化が見られ、現在は「サポート悲しみ」や祝詞・心経のレメディーなどを取り入れながら、引き続きケアを続けています。

長年にわたる緑内障と向き合う中で、ホームキットをどのように活用し、身体の症状とともに心の奥にあった悲しみにも目を向けていったのか。

9年間変化が見られなかった視野に変化が確認されるまでの経過を、ホームキットを使った体験症例としてご紹介します。

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