ホメオパシー発祥の地であるドイツで、自然療法をめぐる状況に少しずつ変化が起きています。
長年にわたりドイツの自然療法の世界で活動してきたロジーナ・ゾンネンシュミット博士が、今回の学術大会で語るのは、ドイツの医療や政治の現場で起きている変化についてです。
近年、ドイツでは自然療法やホメオパシーに対する批判的な動きが強まっていました。ところが今年、現場で患者を診てきた医師たちが、政治家や政府機関に直接働きかける動きが始まりました。なぜ自然療法が否定されるのか。その情報にはどのような根拠があるのか。医療の現場から疑問を投げかけ、対話を求める医師たちが現れています。
博士は、こうした動きの先に、現代医学と自然療法が対立するのではなく、それぞれの立場から患者のために協力していく可能性を見ています。
そして、もう一つ博士が注目しているのが、日本で生まれた「ZENホメオパシー」です。ドイツで紹介した際、病名やレメディーだけにとどまらず、人生そのものや魂の成長という視点から治癒を捉える考え方に、多くの療法家が関心を寄せたといいます。
インド学を学び、サンスクリット語の原典からヨガやチャクラの智慧を探究してきたロジーナ博士。長年の経験をもとに、ドイツで起きている変化と、日本のホメオパシーから受け取ったものについて語ります。
これから自然療法はどこへ向かうのか。ヨーロッパの現場で起きている変化を知ることで、日本の私たちにとっても、これからの医療や治癒について考えるきっかけとなる講演です。

